湯シャンのやり方と効果

ミニマリストやナチュラル派の間ではすっかり浸透している湯シャン。

湯シャンには実は様々なメリットがあると、経験者の間で話題になっています。

今やナチュラル派やミニマリストのみだけでなく

薄毛が気になる人や加齢臭が気になる人も、湯シャンを始めて変化を感じている人がいっぱいいるようです♪

 

湯シャンは、「シャンプーを使わずお湯だけで髪を洗う」こと。

でも

• シャンプーを使わずに洗って汚れが十分落ちるの？
• 臭いは大丈夫？

など、不安に感じることもありますよね。

 

ずっとシャンプーできれいに洗って、髪からいい匂いをさせるのが身だしなみと思っていた私たち、

急にお湯だけで頭を洗うなんて、かなり勇気がいります。

 

でも実は芸能人にも湯シャン派の方はいらっしゃって、それがずっと髪ふさふさのタモリさんや

年齢を感じさせない美肌で有名な福山雅治さんもそうだと聞くと、説得力ありますよね！

 

シャンプーを使わないということは

人間にもともと備わった自浄作用や皮脂による保護作用を活かして健やかな頭皮を手に入れるということなんです。

今回はすでにたくさんの人が始めて様々なメリットを感じている「湯シャン」について深堀りしてみたいと思います♪

 

 

シャンプーをやめると、髪が増える　抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった！
宇津木 龍一 (著)

 

 

塩シャンプーで髪が増えた！
渡辺 新 (著), 山口 麻子 (監修) 

 

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水と空気の力で油性ペンも落とすミラブル、私のおすすめです！

 

 

 

 

湯シャンの効能

湯シャンをするとこんな効果があると言われています。

上の『シャンプーをやめると、髪が増える　抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった！』の著者の宇津木先生も著書のなかでこれらの効果について言及しています。

上に挙げた効果を３つに分類しました。

★が皮脂をシャンプーで取り除きすぎないことによる保湿効果

★が適度な皮脂だけを分泌することで得られる効果

★がシャンプー剤に含まれる化学物質を使わないことで得られる効果

 

 

頭皮の乾燥やフケを予防

 

皮膚には皮脂腺があって、そこから皮脂を分泌しています。

もともと皮膚のバリア機能を高めるため、皮脂を分泌してある程度潤いを与えるようにできているのです。

ところがシャンプーを使用することで必要な皮脂まで落としすぎて乾燥肌になりがちです。

乾燥がひどくなりすぎると、かゆみやフケも発生しやすくなるんです。

 

また、上記の宇津木先生の本によると、通常皮膚は新陳代謝を繰り返し新しい表皮に入れ替わるため、ある程度のフケは出るものだそうです。

ところが、シャンプーを使って洗っていると、皮膚のダメージがひどくなり、盛んに修復しようと新陳代謝を高めるため余計にフケが増える。

一方、そのダメージがひどくなりすぎれば、今度は頭皮が弱りすぎて新陳代謝があまり行えなくなり、フケがほとんどでなくなってしまうのだそうです。

 

もし毎日シャンプーを使用していて、フケがほとんど出ない状態だったら、後者の可能性も高いのかもしれません。

 

 

髪のまとまりが良くなる

健康な状態であれば、適度な皮脂が分泌されて、その皮脂が髪全体をコーティングしてくれます。

シャンプーで完全に皮脂を洗い流してしまうのではなく、適量の皮脂が髪に残るため、髪が潤い整髪料要らずなんだそうです。

もう一つは、頭皮が健康な状態になって髪にハリやコシが戻ってくるため、髪のまとまりが良くなります。

 

頭皮の臭い予防

そう思いますよね。

ところが、逆なんです！

頭皮の臭いの原因は、皮脂が酸化してできる物質（脂肪酸、過酸化脂質、アンモニア、等）。

シャンプーを使用すると皮脂が必要以上に取り除かれるため、皮脂腺が一生懸命皮脂を分泌します。

たくさん皮脂が分泌されればそれだけ臭いの原因物質を増やしていることになるのです。

 

湯シャンをつづけていると、皮脂を大量に分泌する必要がなくなるため、皮脂腺が縮み分泌される皮脂量も減ります。

原因物質が減るため臭いもほとんど気にならなくなるということなんですね。

 

抜け毛減少

シャンプーは人口の界面活性剤や防腐剤が含まれているため毒性があるのはよく知られています。

化学物質の入ったシャンプーを辞めることで頭皮や毛根が健康になるのは想像できますよね！

 

シャンプーを使い続けてダメージがたまっていくと、どんどん新陳代謝も弱まり頭皮が薄くなっていくんだそうです。

健康な髪は上に伸びるだけでなく、下へも根を伸ばしていくのですが、頭髪の場合は下には頭蓋骨があるため下に伸びるには限界があります。

そのため、頭皮が弱って厚みが薄くなってくると根をしっかりはることが出来ず、弱よわしい頭髪になってしまうのです。

 

 

頭皮や毛根が健康になって、髪のサイクルが整えば、抜け毛も通常の量（1日100本程度）にもどり、薄毛解消にもつながる、ということのようです。

 

髪のハリやコシが戻る

シャンプーを使わないことによる化学物質の注入回避で、

• 毒を取り込まず、しっかり根を張れる頭皮が育つこと
• 皮脂腺を無駄に発達させなくていいため、そこに回していた栄養が髪に送ること

が可能になります。

そうして、髪に元気が戻ってくるんです。

 

敏感肌やアトピー性皮膚炎の肌への刺激軽減

これはわかりやすいですが、シャンプーに含まれる化学物質は敏感肌やアトピー性皮膚炎の方にいいことはありませんよね。

だからそれ自体をやめることで刺激は抑えられます。

 

皮膚というのは、排泄器官なのだそうです。

皮膚には口からものが入った場合のように下へ下へと送る機能がありません。

だから皮膚に塗布したものはそこに留まってしまいます。皮膚に使用するものは特に注意したほうが良さそうですね。

 

水道水に含まれるカルキ（塩素）も刺激がつよいので、浄水機能のあるシャワーヘッドを使うことなども効果的です。

 

アトピーのお嬢さんのためにつくったミラブルプラスは塩素除去機能付き

 

 

湯シャンのやり方

頭皮や髪の様々な悩みを解決してくれそうな湯シャン。

正しいやり方で効果を最大限に引き出したいものです。

以下に湯シャンをするときに気を付けるべきポイントをまとめました。

 

シャンプー前にブラッシング

シャンプー前のブラッシングは、湯シャンに限らず通常のシャンプーでも行いたい習慣です。

ブラッシングでほこりなどを落としておくと、汚れ落ちが良くなります。

シャンプーを使わない湯シャンならなおさら大切になってきます。

ブラッシングには目の細かい獣毛ブラシがおすすめ。

髪に艶も与えてくれますし、なんといってもナチュラルです！

 

 

ぬるめの温度で洗う

人間の体表温度は34～35℃。

皮脂はこの温度であれば液状になっているということです。

 

高い温度のお湯は皮脂を洗い流しすぎたり、皮膚へ負担が大きいと言われています。

そのためできることなら、35℃くらいのぬるい水（もはやお湯ではない笑）で洗うのがベスト。

 

ですが、水はちょっと抵抗もあると思いますので、38℃くらいのぬるめのお湯で洗うのがいいと思います。

 

 

頭皮をマッサージするように洗う

頭皮をマッサージするように洗いましょう。

爪を立てないで指の腹でマッサージするように、というのはよく聞きますが、より刺激を減らすためにはお豆腐を撫でるくらいでいいのだそうです。

 

機能性のあるシャワーヘッドを使用する

水のような温度で、なでる程度のマッサージで洗うので、「汚れ落ちは大丈夫？」と心配になると思います。

 

これまでシャンプーでしっかり洗っていたのに、いきなり水だけで洗うのは心配、という方は

マイクロバブルのシャワーヘッドを使用するのも手です。

 

水だけでもしっかり汚れを落としてくれるので、湯シャンでもきれいなって、シャンプーを使用しなくていいので健康な頭皮も手に入れられる。

塩素除去機能のあるものなら敏感肌やアレルギー体質の方も安心です。

 

マイクロバブルのシャワーヘッドにはミスト水流がついていることがほとんど。

ミストなら水の粒が小さいので自然とシャワーのお湯もぬるい温度になりますし、湯シャンの温度の観点からもオススメです。

 

マイクロバブルシャワーヘッドを選ぶ際は、バブルの作り方（色々な方法がある）や塩素除去の有無などの特徴を確認して、自分の求める効果に合うものを選ぶのがいいと思います。

私のおすすめは「ミラブルplus（ミラブルプラス）」。

ミラブルは洗浄力の高いバブルが作れる仕組みに加え、塩素も除去でき、軽くて操作性もとてもいいんです♪

 

ミラブルプラスを使ってみた感想はこちら＞

 

 

 

 

トリートメントも使用しない

湯シャンを続けていると、皮脂の分泌量がちょうどいい量に変わってきます。

そうすれば皮脂で髪が潤うためとくにトリートメントやリンスを使用しなくて大丈夫。

また、シャンプーを使わず水だけで洗髪するため、できるだけ髪に余計なものをつけないほうがいいんです。

 

そもそも、トリートメントやリンスは、シャンプーで傷んだ髪のキューティクルの間に皮脂の代わりになるものを入れて、パサつきや引っ掛かりをなくしています。

髪が健康になればトリートメントは必要ないのです。

 

それでも気になる場合は、毛先だけにつけるとか、洗い流さないタイプのトリートメントやオイルを頭皮を避けてつけるのがいいでしょう。

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オーガニック シアバター高配合 ヘアオイル 洗い流さない トリートメント 無添加 toylabo トイラボ 80ml

 

 

しっかり乾かす

髪を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖したり、頭皮が冷えて血行が悪くなったりするので、しっかり乾かしましょう。

ただし、あまり長時間高熱を当て続けるのは、返って頭皮や髪へのダメージを大きくしてしまいます。

タオルドライをしっかりして、温風と冷風を交互に使ったり、一か所にドライヤーの風を当て続けないように乾かすことがおすすめです。

 

乾いたタオルを頭にかけて、その上からドライヤーをかけると、タオルなしの場合より速く乾きます。

これは乾いたタオルが、温風の熱で蒸発した湿気を吸い取ってくれるためです。

直接熱風が当たらないので髪にも優しく、一石二鳥ですね♪

 

吸湿性の高いタオルやタオルドライ用ターバンを使うのもおすすめです。

 

 

湯シャン実践者の声

湯シャンを実践して、変化を感じている方がたくさんいるようです。

湯シャンをはじめてから髪の毛に艶が出てきた。完全な湯シャンは髪の毛がベタベタになってしまったので、週1の頻度でシャンプーしている。
今までゴアゴアになっていた石鹸シャンプーも、週1の頻度で使うとあら不思議、洗った後も髪の毛ツヤツヤ。

髪の毛パサパサの方、シャンプー使い過ぎかも？

— 清水みちこ@食と心で健康な毎日へ (@michiko_no8) May 3, 2021

 

髪に残った界面活性剤で皮膚を傷つけたりしてたそうです！！

あの粉はガーゼとかで拭き取れば良いらしく、なんの問題もないそうです！！朗報！！

確かに髪の毛の調子はしっとりボリュームあってつやも今までになくある！

そして顔の荒れもどんどんマシになっていく！！湯シャン最高です！

— 肌断食で38年来のアトピー改善つぶやき (@a88yu6reOD4Pa4V) May 17, 2021

 

2021年5月3日実施中
・起床後に水(or白湯)+クエン酸
・飲料水+液体マグネシウム
・湯シャン、洗顔なし(ミラブルのみ)
・温冷浴、ブラック岩塩浴
・てんさい糖、素精糖(生活クラブ)
・食用岩塩(ブラック)
・MCTオイル、ココナッツオイル(積極的に摂取)
・オートミール、さつまいも🍠 pic.twitter.com/IUlox41Yo0

— S (@S68322913) May 3, 2021

 

Twitterでもたくさん湯シャンを実践している人を見かけました。

タレントの鈴木蘭々さんも湯シャン派のようです。鈴木蘭々さんの湯シャン記事

鈴木さんも湯シャンを続けていたら、もう皮脂がたくさん分泌されない頭皮になってしまっている、とおっしゃっています。

 

なぜ湯シャンがいいのか？

ここまで湯シャンのメリットや、湯シャンのやり方について紹介してきました。

ここでは、じゃあなんで湯シャンはそんな効果がうまれるの？というところを説明していきます。

 

皮脂を落としすぎない

シャンプーで皮脂を根こそぎ落としてしまうことは、皮脂腺をどんどん逞しくして、たくさんの皮脂を分泌させることにつながります。

すると次のような、悪影響があります。

 

シャンプーをやめることでこれらの問題が起こりにくくなります。

また、皮脂が適度に髪を潤してくれるというメリットがあります。

 

化学物質を使用しない

シャンプーには人工の界面活性剤や防腐剤が入っています。

防腐剤に使われるパラベンは、1年以上もカビが生えないほどの強力なもの。

 

それが頭皮という、毛穴が10万個も集まったところに塗布されれば・・・、その影響は想像しただけで恐ろしいですね。

 

シャンプー使用の悪影響

 

皮膚への刺激がつよいシャンプーが、排泄器官である皮膚に塗布されると、ずっとそこに留まり続けて皮膚に刺激を与え続けます。

合成洗剤というのは水で流しきることはできないのだそうです。

 

私はこれを知ってからずっと怖くて石鹸シャンプー派でした。

石鹸は天然素材なのでシャンプーより安全ですが、皮脂を洗い流しすぎる点には気をつけないといけないですね。

 

湯シャンを続けていて、べたつきが気になったり焼き肉で臭いがついちゃったときになんかは、限定的に洗浄剤を使って洗う人もいるみたいです。

その場合は石鹸シャンプーで、と上の宇津木先生も本に書いていました。

 

私が一番好きな石鹸シャンプーはパックスナチュロン

 

 

どんな人におすすめ？

 

健康な頭皮を取り戻すため湯シャンやってみよう！

メリットしかないと思われるほどの湯シャンの効果。

上に書いたようなことが当てはまっていて、何とかしたいと思っている方にとっては、特にお金もかけずにこれだけたくさんの方が効果を確認されている湯シャン、トライしてみてはいかがでしょうか。

皮脂腺が縮まるまではべたつきが気になることがあるかもしれませんが、コロナ禍で外出もままならない今こそ、湯シャンを始めてみるのにちょうどいいかもしれませんよ。

最初は数日に１回から初めて、徐々に湯シャンの頻度を増やしていくといいみたいです。

時々臭いが気になったら、石鹸シャンプーを使用して。

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